LOUDNESS山下昌良、GALNERYUS・ミリオンアーティスト小野正利、Sensation・B’zサポート等で活躍中の大賀好修の3人による異色のコラボレーションライブ、大阪・東京とも無事に終了致しました。
両公演とも沢山の方にご参加いただきまして、大成功の内に終了致しました。ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
こちらでは今回のライブの振り返りと少しばかりの裏話を、イベント制作者の立場から記してみたいと思います。
今回いらっしゃれなかった方も是非ご覧いただき、次回がございましたらその際には是非ご参加下さい!
まずは本バンドのきっかけについて。
本ライブの実施に向けて動き出したのは、まだコロナ禍の2022年頃まで遡ります。
2016年のB’zのギタリスト松本さんのソロコンサートに山下さんがご出演した際にサイドギタリストとして参加されていた大賀さんと出会い、そこからご縁がつながることとなりました。そこから親交を深め、2022年頃から山下さんのアイデアとしてお持ちであった、「普段LOUDNESSではやらない、でも自身のフェイバリットな洋楽、特に70年代の洋楽ロックをやりたい」というアイデアと、70年代ロックに精通するとともに多彩な演奏力を持つ大賀さんの存在により、具現化に動いていきます。
しかし時期がコロナ禍であったこと、またボーカル探しが難航しました。
今回演奏された楽曲を演奏するにあたり、クリーンな声でかつ幅広いレンジを持つ実力のあるボーカリストが必要でした。様々なアイデアが出ては消えを繰り返し、なかなか決まらない状況が続きました。
そんな状況の中で、You’re The Only…で紅白出場、現在もソロやGALNERYUSで活躍されている小野正利さんの名前が山下さんより上がりました。
偶然にも私が定期的に小野さんのソロコンサートを開催させていただいているご縁もあったことから、お声掛けさせていただき、一度はスケジュールNGとなるも、再度ご相談させていただき、2023年夏ごろに遂にご参加いただけるとのお返事をいただくこととなりました。
遂にボーカリストが決まり、あとは開催に向けてトントン拍子で進んでいくこととなります。
会場探し、チケット内容、開催日時、セットリスト、フライヤー制作、サポートメンバー調整等々・・・
諸々の調整を経て、遂に2023.11.26に情報解禁となりました。
1年以上の期間をかけて熟成させてきた本イベントがようやく発表できたこの時は、とても感慨深いものがありました。と同時に、開催に向けて身が引き締まる思いでもありました。
ここからチケット発売やイベント開催に向けた更なる各種調整、そして大阪公演は私自身演奏者としても出演させていただくこととなったため、そちらの練習も重ねていきました。
そして今回のセットリストはこちらです。
18曲と盛りだくさんのボリューム!
70年代洋楽ロックをテーマとしたライブということで、各バンド単位でのセットリストとなっています。
そして各メンバーともこれまでライブで演奏したことのない楽曲が多数でした!
とはいえそこは百戦錬磨のアーティストの皆さん。予定よりも巻いてリハーサルも終了。
そしていよいよ2024.3.9大阪公演当日。場所は大阪梅田ロイヤルホース。
小野さんのソロコンサートではお馴染みの場所でもあります。
こちらもロイヤルホースではお馴染み、公演オリジナルドリンク!
いつもありがとうございます!
ここからは写真多めで!
オープニングSEは小野さんのニューアルバムから「祈」。
そしていよいよライブスタート!まずはインスト曲TOTOのChild’s Anthemからスタート!
山下さんの土台を重低音で支えるベースがバンドの推進力を生み、その上で大賀さんのギターが舞います。
サポートキーボーディストのmeiさんも大活躍!
続いて間髪入れずにTOTOのHydra!ここで小野さんご登場です。
難曲の本楽曲も難なく、楽しそうに演奏。
いつもと違ってキー低め歌唱の小野さんも素敵でした!
TOTOに続いてはGRAND FUNK!
We’re American Bandはイントロのドラムが有名ですよね!
ドラムは大山まきさんのサポートなどでも知られる中山直樹さん。ロックなドラミングを終始響かせていただきました!
そしてBOSTON。ここからツインギターのパートとなり、大阪では私が失礼させていただきました。
バンドに華を添えられるよう、気持ちを込めて演奏させていただきました。
ギターでハーモニーを奏でている時の写真!
大阪ではMORE THAN FEELINGで12弦アコギも登場。
大賀さんは複数種類のギターにコーラスにと大車輪の活躍!
A MAN WILL NEVER BEでは小野さんの真骨頂!壮大なアメリカンバラードでクリスタルハイトーンがさく裂!
BOSTONに続いてはDoobie Brothers!
皆さん一度は必ず聞いたことがある楽曲ばかりだったかと思います。
山下さんの世界のグルーブと大賀さんの小気味よい16分カッティングが相まって心地よい空間が広がっていました。
次はEagles。Eaglesといえば、ということでやはりHOTEL CALIFORNIA。本楽曲では大賀さんはダブルネックギターを使用。私はハモリパートを担当させていただきました。
そしてここからは、前半とは打って変わってロックなパートへ突入!
レッドツェッペリン、ディープパープル、レインボーの三連発!
会場の雰囲気が一気に変わり、ここから更なる盛り上がりを見せます。
小野さんの超絶クリアハイトーンがこれらの楽曲と合わないはずがない!
そしてついに本編終了!
ここからはお楽しみタイム、アンコールです。
やはりこの三人が集まったということで、名刺代わりの楽曲を演奏しないわけにはいかないということで、まずはJOURNEYから!
本楽曲は小野さんのソロアルバム「VS」でもカバーされています。まだ聞いたことが無い方は是非チェックしてみて下さい。
そして、やはりこの曲は外せないですよね。You’re The Only。ロイヤルホースではグランドピアノを使っての演奏となりました。やはり名曲は色あせないですよね。そして本楽曲を指引きで演奏される山下さん、非常にレアな瞬間でした。
そしていよいよ最後!大賀さんが参加されているということで、B’zの裸足の女神!
本楽曲をこのメンバーで本気で演奏する、という機会はもしかすると今後も無いのではないでしょうか?今回のライブに参加頂けた方は本当に貴重な機会に立ち会っていただけたと思います。
大盛り上がりでライブは終了!
東京公演についてはあいにく私が現地に伺えなかったため、詳しいレビューは割愛致しますが、大阪公演同様、大いに盛り上がりました。こちらはお写真のみになりますが、写真多めで掲載させていただきます。
なお、東京公演では、ドラムにザ・クロマニヨンズ等で活躍されている桐田勝治さん、キーボードに盛山こういちさん、サイドギターにBAUHAUSのギタリストでありプロゴルファーという異色の経歴の持ち主である田中龍彦さん、そして東京公演のみコンガで松田聖子さんのバック等で長年活躍された林さんの布陣。
改めて、今回ご参加いただいた皆様、そして各会場の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
今回のライブイベント開催に向けて沢山のストーリーがあり、開催に向けて本気で心を込めて制作を行って参りました。
その結果として、皆様の笑顔をいただけたことが何よりも本当に嬉しいです。
皆さんの声が次回開催に向けた原動力となります。
是非SNS等で今回のライブについての感想や次回開催に向けた声などをいただけると励みになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!