ギターを手にしてから今日に至るまでで、自分のギタープレイに大きな影響を受けたギタリストが数名います。
今回はこの中の1人をご紹介します。
イングヴェイマルムスティーン、というスウェーデン出身のギタリストです。
初めてこの方を知ったのは、近所のツタヤで借りたビデオでした。たまたまジャケットを見て借りてみたところ、↑の映像が始まり度肝をぬかれました。
ギターを弾く速さ、強烈な泣きのヴィブラート、ギター回し等…全てがそれまで見ていたギタリストとは一線を画していました。
そしてなによりも琴線に触れたのは、クラシックをベースにした楽曲であることでした。
こんな世界があるのかと衝撃を受けたことを昨日のことのように思い出します。
僕は高校生の頃にハマり、未だに聴き続けています。
イングヴェイはソロ活動がメインで、バンドメンバーを固定せず、アルバムリリースの度にメンバーを集めてツアーをするという形をとっています。ファンの中では、どのボーカルの時代が好きか、意見が分かれるところでもあります。
そんなイングヴェイさんの関連で、少し前に出た映像作品を最近ゲットしました。
https://wardrecords.com/page/special/alij1984/
イングヴェイさんがソロ活動を始める前に所属していた、アルカトラス、というバンドが東京の中野サンプラザで行った1983年のライブ映像です。
この頃のイングヴェイさんは若干20歳!1983年の20歳の若者がこんなプレイをしていることに衝撃を通り越して、今改めてショックを受けました(笑)
ちなみにボーカルはグラハムボネットで、ハードロック界のレジェンドシンガーですが、グラハムさんとイングヴェイさんのフロントマン2人の前に前に来る感じがとてもいいです。
その頃のイングヴェイさんのギタープレイは本当に神がかっているという感じで、多少のミスや機材トラブルも含めて全てがカッコいいです。
褒めてばっかりで申し訳ないのですが(笑)、それぐらい全ギタリストに観てもらいたい作品です!
ちなみに私は、amazonでヨーロッパ版のブルーレイ&CDのセットですが、何と3000円せずに買えました!ちなみに日本版は定価1万円です…何でこんな値段に差があるのかは疑問ですが、ヨーロッパ版でも家のブルーレイレコーダーで問題なく再生できました!安く買いたい方はそちらもおススメです。
あともう一つオススメは、90年台後半に新日本フィルと共演した映像作品です。イングヴェイさんはオリジナルでクラシックを作曲し、オリジナルアルバムを出しています。これのクオリティがまたすごい!エレキギターとクラシックの融合ですが、ありがちなコラボではなく、完全にソリストとしてエレキギター一本でクラシックの世界に飛び込んでいます。
こちらも是非一度ご覧下さい!