皆さんは人前で何かをする時、緊張してうまく出来なかった経験は無いでしょうか?
どんな人でも緊張しない人はいませんので、誰もがそういった経験はあると思います。
人前で楽器を演奏することにおいても同じことが言えます。緊張してうまく歌えなかった、弾けなかったなど…
私も皆さんと同じように当然同じような経験をしています。演奏中に手が震えてまともに弾けない、といったこともよくありました。自分には向いていないんじゃないか、なんていうように落ち込んだことも多々ありました。
私は今でもステージに上がる時は、以前よりはマシになったとはいえ緊張はします。でも、以前のように取り乱してしまったり、まともに弾けないような状況にはならなくなりました。
今日はステージで緊張しても落ち着いて演奏できるコツをお伝えしたいと思います。
ポイント①
ライブの前日まではとにかく練習をたくさんやる。
→まずは練習をキチンとしておくことは最低限必要です。しっかり練習することによって身体に覚えこませることが大事です。
ただし、ライブ当日に練習し過ぎることは逆効果になりますので注意しましょう。
ポイント②
ライブ当日は、ミスがあって当たり前という意識で演奏に臨む。ノーミスで演奏したいと思えば思うほどミスが出る。
→ライブ当日はいかに成功するイメージを自分の中で作り上げられるかがポイントです。とにかく自分に自信を持ってことです。オリンピック選手も自分の中で成功するイメージだけを持って試合に臨みます。それと同じようなイメージを持ってステージに上がりましょう。
ちなみに、ライブ当日に練習し過ぎることで疲れてしまうこともありますので、そうならないように程々にしましょう。また、練習中にミスをするとそのミスが気になってしまうこともあるので、そういう意味でも練習し過ぎないということは大切です。
ポイント③
ミスが起こってしまっても焦らない。自分の演奏が止まっただけで全体の演奏が止まるわけではないと開き直り、無理に弾こうとせず弾けるタイミングまで音を出さずに待つ。
→成功するイメージを持っていたとしても、人間ですので誰しも失敗することはあります。
失敗してしまった時の対処の仕方で、お客さんの印象は大きく変わります。
私は、ミスをして頭が真っ白になった時には、ステージパフォーマンスの1つであるかのように振る舞い、戻れるタイミングまで堂々と待つようにしています。
ここでオロオロしていると見ている側が不安になりますので、ミスをしても絶対にオロオロしないことが重要です。
お客さんよりも演者は常に上に立ってパフォーマンスをしなければいけません。何があっても(内心は焦っていたとしても)表情や態度に出さないことが一番大切です。
ミスをしても表情や態度を変えない。むしろドヤ顔で演奏し続けましょう!←これ、本当に大事!!
って、これを明かしてしまうと、自分のライブでドヤ顔しているとミスしていると思われそうですが(^_^;)(笑)
YUJI HONDA