このタイトルを見て、なんのこっちゃ、という方がいらっしゃるかもしれません。
今から説明しますね。
タイトルにある寿司職人の話は堀江さんのこの発言を元にしています。
詳しく知りたい方はこちらの参考記事をご覧ください。
http://netgeek.biz/archives/55034
私はこれまでいくつか記事を書いてきましたが、繰り返し話してきたのが、「効率的に」というキーワードです。
何故これまでに「効率的に」とお伝えしているかをお話ししますね。
私は高校生の時からギターを始め、社会人になってからもギターを続けてきました。その中で最も上達した時期がいつか予想がつきますか?
実は社会人になってからです。
学生の時の方が時間があったにもかかわらず、です。
これは結局のところ、それまでダラダラと練習していたのが、時間が限られたことで効率的に練習を行わざるを得なくなったことが理由だと気付きました。
ギターだけの話ではありません。
昨今、働き方改革が声高に叫ばれていますが、とにかく今の世の中は効率的に動くことが求められる時代です。職人のように長年に渡って修行(という名の下積み時代)をし、それからようやく独り立ちする、という時間の使い方は適切ではありません。
少し話が大きくなりましたが、ギターに関しても同じことが言えます。
昔は情報を得る手段も限られ、練習のためのツールも限られていました。
しかし今は違います。
上達に役立つ様々なツールも開発されています。YouTubeなどで演奏動画も見ることができます。
忙しい現代社会で音楽をやるためには、昔のように悠長に時間をかけて上達するという思考はやめた方が良いと考えます。
楽器の演奏に必要な最低限のスキルはなるべく早く身につけて、そこから先のステージ(演奏動画をアップする、ライブをするなど人前で演奏する、作曲をする等)に進むことをオススメします。
それをすることで更に自分の演奏が磨かれ、また楽器演奏が楽しくなっていきます。
YUJI HONDA